私、川上弘美さんの本が苦手だった。
女性版村上春樹的な。
設定が現実的じゃなくて物語に入っていけない…
ふと、思い立って新刊を買ってみたら考えが変わった。
普段使わない語彙が多く、勉強になる。
そして歳をとったからわかる人生の喜び、哀愁が描かれており、没頭できた。
共感の嵐!
人生は、些細な選択の積み重ねで成り立っている。あの時こうだったらなぁ、とか誰しも考える事がある。
昔、フジテレビでif もしも、とゆードラマがあった。それと似たようなプロット。
女性の人生が幾重にも描かれており、うんうん、と頷きながら純粋に読書を楽しめた。
森へ行きましょう (文春文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/416791607X/ref=cm_sw_r_cp_api_fabc_uGe9FbGMH5E14
作家と一緒に歳をとるって楽しいな。
叔母の家でランチ。
人に作ってもらったご飯は本当に美味しい。
叔母の家で、おすすめの小説をいくつか教えてもらった。
母より叔母の方が読書の方向性が似ている。
自分で探すより人から勧めてもらう方が失敗しなくて良い。